世界を目指すと日本の薬剤師がぶつかる壁

私がカナダの薬剤師を目指そうと決断し、最終的にカナダで薬剤師ライセンスを取得するために、3年と半年ぐらいの月日が経過しました。初めは1,2年もあれば十分かなと思っていましたが、それは全く甘い考えだったと思っています。

 

各々の個人の能力や、現在の経済状況などにも影響されるので、かかる時間については個人個人で違ってきますが、あらかじめ自分が事前に知ることができたら良かったのにと思ったことをここに記載していこうと思います。

①十分な情報がない
日本にいれば当たり前のように色んな情報が入ってきますが、海外ですと自分から主体的に情報をとらないと中々情報が入ってきません。また、いきなり知り合いのいないところに飛び込んでいくケースですと、道がないところに道をつくる。全てを切り開いて進んでいく必要があります。マイナーの道を行くということであり、メジャーな道のようにレールが敷かれていません。

 

昨今、インターネットが発達し、情報が過多の時代になりました。しかし、これは当たり前といえば当たり前のことですが、日本語で検索できる範囲では、海外についての情報には限界があります。次の事にもつながりますが、英語で積極的に情報を取らなくてはいけません。

 

ただ今では、カナダで薬剤師免許を取った人たちがブログを立ち上げており、色々情報を提供してくれているので、そこも参照してみるといいと思います。

 

②文化
日本人が最初にぶつかるのは、人間性の違いでしょう。私は元々、内向的な人間なので、最初は色々と戸惑いました。ただ、薬剤師として心配するならば、職場環境でしょう。日本では特に新人として入職した場合、手とり足取り教えてくれますが、残念ながら海外では中々ありません。まず自分から進んでやってみる、そして問題があれば、そこで誰かに聞いて解決する。誰かが教えてくれるのを待っていてはいけません。

 

③お金の問題
正直にこのお金の問題は、かなり厳しいなと毎回思っていました。奨学金がおりて、補助が出る場合はいいですが、中々難しいのが現状であり、自身で資金を準備する場合がほとんどになると思います。海外に滞在中は、恐らく仕事をせずに勉強をしているハズですので、お金は減っていく一方です。月々10-15万程度、生活費や交通費として計算すると、だいたい1年あたり120万-180万、ただ現地で生活するだけどかかると考えた方がいいでしょう。そこに、色々な試験の費用や教科書代、そしてフライトの費用がかかってきます。

 

④英語 (言語)
これは言うまでも全くないですが、言葉の問題です。英語力は高ければ高いほど良いです。しかしながら、多くの人は英語に対して、苦手意識があると思います。私自身も実際そうでした。大学時代に1か月の語学留学を初め、それから少しずつ英会話スクールに行きながら、コツコツ勉強しました。
ただ一つ思うのは、「日常英会話ができない=海外の薬剤師になれないではない」ということです。正直、私自身も、ネイティブの友人が何人もいる中で、その話題についていくのは、未だに難しいと感じています。
よって、英語に関しては、完璧を絶対に求めないようにし、その時その時で必要な英語力を磨きながら前に進んでいけばいいと思います。

 

他にも色々ありますが、まず、すぐに求められるのはこれくらいかなとは思います。

 

どれも適応したり、身につけるのには時間がかかるものではありますが、少しずつやっていけば必ず何とかなるものだと思っています。

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