カナダ薬剤師に挑戦するにも、仕事をしながらだと時間がなさすぎるよ...。
仕事をしながらだと大変だよね。
実は、時間の捻出方法にはコツがあるんだ^^
今回は僕の実例も交えて解説するね!
仕事や学校にいきながらだと、英語や薬学の勉強をする時間がないと言う人は数多くいます。その解決策は、限られた時間を有効に使い継続することです。
僕は色々と試行錯誤しながら、勉強するための時間を作り出すことで、カナダ薬剤師になることに成功しました。
そこで今回は、本業をしながら海外で薬剤師に挑戦するための時間を捻出するための方法について解説します。
今回の記事の、
結論です。
それでは早速見ていきましょう!
実現可能なルール決めをする
まず基本なんですが、実現可能なルールぎめをしましょう!
これは軽視されがちなんですが、長期的に勉強時間を安定して作り出す、というメリットがあります。
例えばですが、「平日は1日2時間、休みの日は5時間勉強する」といったルールを作ります。
それで、このルールを絶対に守るということを徹底します。これは法律だと思って絶対に守ってください。
それでポイントなのが、「実現可能な」という所ですね。
「平日は1日2時間、休みの日は5時間勉強する」という目標は、勉強習慣がある人なら少し頑張れば達成できるぐらいのレベルだと思います。
もし、国家試験前の薬学生とか若手薬剤師なら、「いやいや、もっと勉強できるよ。休みなら8時間はいけるでしょ」と感じる人もいると思うんですけど、ここはあえて低い目標にしています。
カナダ薬剤師の挑戦は、最短でも2年、場合によっては4年かかります。
なので、少し頑張れば達成できる目標を2−4年くらい積み上げていくというイメージにしたいんですよね。
僕も土日は8時間ずっと家にこもって勉強していた時期があって、すごく辛かったんだ。
なので、ルールを実現可能な低めにあえて設定しておいて、それができたら自分をほめる。それ以外の時間はプラスで勉強してもいいし、どこかに遊びに行ってもいいと思います
カナダ薬剤師の挑戦は、実現可能なルール決めをすることで、長期的にモチベーションの維持につながります。
すきま時間を使う
次に、すきま時間を積極的に使いましょう。
スキマ時間を有効活用できれば、ルールで決めた1日●●時間を勉強する、を達成しやすくなります。
例えば、「平日に1日2時間勉強」というルールをきめたとします。
もし1日40分の通勤時間がある人が、その40分をすきま時間として活用できれば、残り1時間20分を自宅で勉強すればOKになります。
このように、勉強=座って勉強するだけでなく、通勤や休憩のすきま時間でさえ、勉強時間にすることが可能です。
ここからは、すきま時間をみつけるコツについてお話します。
すきま時間を見つける
すきま時間は実はめちゃくちゃあります。
- 通勤などの移動時間
- 仕事の暇な時間帯
- 1時間休憩
- 料理など家事の待ち時間
- ベッドに入って寝るまでの10分
- トイレに座っている5分
こういったすきま時間をすべて有効活用すると、1時間くらいは作り出せると思います。すきま時間があると、SNSやLineとかを見ちゃいがちですが、その代わりに2−3分だけでも勉強できると強いです。
まずは自分の生活で、すきま時間がないか見返してみましょう。
すきま時間の勉強内容を決めておく
もう1つ大事なのが、すきま時間の勉強内容を決めておくことです。その理由は、すきま時間は座って勉強できないこともあり、すきま時間に適した勉強方法があるからです。
例えば、満員電車の通勤時間で立ちながら勉強することを考えてみてください。周りがうるさかったり、人が沢山いるようなシチュエーションですね。そんな中、大きな教科書を持ち込んで勉強したり、英語のライティングをやったりするのは、さすがに無理があります。
なので、すきま時間の勉強方法を決めておいてください。
僕がやっていた方法を紹介します。
- 通勤時間→ 移動時は英語ニュース。
- お昼休憩→ IELTSのリーディングを15分解く
- 仕事の暇な時間→ ポケットにいれた単語メモを暗記する
通勤時間は移動がともなうため、目を使わなくても勉強できる英語ニュース。10-20分単位で勉強できるので、苦手なリスニングにあてる。
お昼休憩は静かに座って勉強できるので、リーディングをやります。集中しないとできないものがいいですね。
仕事の暇な時間は、30秒とか1分単位で勉強できる英単語にします。1つの単語を見て意味をチェックするのに、10秒もかからないと思うので。
このように、すきま時間の「長さ」や「タイプ」によって、勉強内容を事前に決めておくことで、これを最大限に生かすことができます。
暇な時間に勉強してもOKな職場を選ぶ
これはちょっと裏技ですが、仕事中に勉強しちゃうという方法です。仕事時間を勉強時間に変えられたら、めちゃ効率よくないですか?
そんな良い職場があるのかという質問ですが、僕が働いた薬局7つのうち4つは勉強しても何も言われませんでした。
もちろん、「勉強してもいいよ!」とは公式には言ってくれないですけど、
ちょっとしたすきま時間に、
- 自由に雑談している薬局
- 社員が他事(スマホゲームなど)をしている薬局
- 薬剤師の雑誌や論文を読んでいる薬局
であれば、仕事時間中に勉強するのは可能かなとは思っています。
僕の経験した薬局では、あまりに暇で勤務時間の4時間を勉強できる薬局や、薬剤師が多すぎて1時間に1回しか仕事しない薬局などがありました。
薬局で勉強できるかどうかは正直入って働いてみないとわかりませんが、総じて言えるのが、「忙しく残業の多い薬局では勉強は不可能」ということです。
忙しい薬局で働くと、帰ってから勉強する気力もなくなるので、職場の見直しは積極的にやっておきましょう!
外注や周りのサポートをもらう
それでも時間が足りないという場合は、外注や周りに頼ることも大事です。
仕事以外の時間として、料理や買い物などの仕事があれば、使える時間はもっと少なくなります。
これでは、余った時間をすべてカナダ薬剤師の準備に使っても、成果を出すまでに非常に時間がかかります。
そこで考えるのが、他人の時間を買う/もらうことです。
具体的には、自分が今やっている作業を細かく分解して、誰にやってもらえないかを考えます。
例として、
- 毎日の料理: 外食する/ オートミールキットを使う/ 家族にお願いする
- 買い物、掃除や洗濯: オンライン注文する/ ロボット掃除機や自動洗濯乾燥機をいれる
- 薬局や病院での仕事: 作業を誰かに依頼して残業時間をへらす
また、実家暮らしを選ぶことも1つの戦略としてありですし、家族やパートナーにお願いして手伝ってもらうことも可能だと思います。
まとめ
今回の記事のまとめです。
まずは、カナダ薬剤師挑戦の時間を捻出するために、実現可能なルールを決めましょう!
それを達成するために、すきま時間の活用、暇な薬局での仕事は、選択肢としてオススメです。
上記の方法をうまく使って、時間を確保し、カナダ薬剤師の挑戦を有利にすすめていきましょう!