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効率性を重視するカナダの薬学教育その2

 
この記事を書いている人 - WRITER -
Shimpei
カナダの薬剤師。薬学に関する英語も得意ですが、英語試験IELTSや薬学系留学のサポートもしています。【好きなもの】家族、テニス、ブログ、読書、ハイキング 愛知県名古屋市うまれ、名古屋市そだち。現在はカナダのバンクーバーに滞在。
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カナダから戻ってきて日本で働くと、日本では無駄な事が多々あるなと思うことがあります。

 

日本において調剤薬局の薬剤師が1日にさばける処方箋枚数は40枚程度と決まっていますが、カナダにおいては決まっておらず1日100枚以上は普通にさばきます。

 

では、いったいどのように多くの数の処方箋を処理するのでしょうか。

 

私が日本の薬局業務で思う無駄な事は下記の通りです。

 

  1. 薬剤師が処方のデータ入力をしている
  2. 薬剤師が調剤(ピッキング)をしている
  3. 全ての患者に毎回、服薬指導 (投薬) をしている
  4. 全ての患者に毎回、薬歴 (投薬記録) を記載している 

 

初めに言っておきますと、カナダでは薬剤師は基本的に1から4のどれもやりません。

 

完全な一人薬剤師の店舗もあるでしょうし、1と2はやむを得ない場合もありますが、3については、初めての薬が処方された時、薬の量や用法に変更があった時、薬剤の効果や副作用の評価が必要だと思った時だけ薬剤師が介入します。4については患者や医師と特別はやりとりがあった時のみ記載します。

 

つまり、薬剤師が介入しなくてはいけない時だけ介入するシステムになっています。逆にいえば、誰でもできることは、アシスタントやテクニシャンが実施するのです。
こういったカナダのシステムは非常に効率的であり、薬剤師の能力を最大限に活かせるようになっているのです。

 

少し前の話になりますが、薬歴不記載の問題が社会的に問題になりました。薬歴記載を怠っていた薬局がバッシングを受けました。
しかしながら、本当に薬歴は毎回毎回書く必要があるのでしょうか。

 

次の時のために、薬歴を通して確実に伝えなくてならないような重要な事というのは、本当の一部だと思います。

 

したがって、私は薬歴については、そこまで重要ではないと思っています。

 

次回、3の投薬について、服薬指導が毎回必要ではない理由と、日本でどうやってこれを導入するかについて記載していこうと思います。

 

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