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Language of Medicine 評価 レビュー

こんにちは、カナダ薬剤師のShimpeiです。

医療英語を基礎から勉強できる本を探しても、色々な本がある上にレビューも英語なので、凄く困ってしまいますよね?

医療英語を基本から勉強するなら、Language of Medicine と言う本がおすすめです。

私は、医療英語を勉強する際に何冊も本を購入しましたが、 language of medicine が 1番医療英語の基本を網羅しており、図や写真も一番豊富でした。

おかげで、本を使い始めてから 、医療系の専門書をほとんど辞書を引かなくても読めるようになり、海外の専門職の試験に合格することができました。

そこで今回は、Language of Medicineの評価、感想レビューを書いていきます。

Language of Medicineの内容や勉強の仕方について詳しく書いていくので、

  • この本で何を学ぶことができるのかが知りたい方
  • 実際にどのように勉強して活用できるかが気になる方

はご覧くださいね!

結論は、

時間はかかるが医療英語の基礎がしっかり身につく本

です。

では、早速紹介していきます。

Language of Medicine の概要

出版社 Saunders; 第12版
発売日 2020/4/6
言語 英語
ページ数/寸法 1074ページ/  21.59 x 3.3 x 27.43 cm
売れ筋
ランキング
5位 Medical Dictionaries & Terminology 

 

1074ページの大型本です。
かなり読み応えのある本としての位置付けです。

基礎から徹底的にやりたい人にとってはいいね。

上の写真を見てもらうとわかるように、圧倒的なボリュームですね。

適正表

初級者中級者上級者
英語力
医療の専門知識

かなりの長い本なので、英語初級者が挑戦すると途中で 挫折する可能性があります。 したがって、英語力が中級者以上の方の購入をお勧めします。

本の内容は、かなり基礎的な内容であり、医療の専門知識のない方がとっかかりとして読む本として非常にお勧めです。 専門知識がある人でも、 医療英語力の基礎力を改善する目的で読むのはありだと思います。

あるいは、すべてのページを読むと言う使い方ではなく、辞書的のように必要な部分だけ読んでいくと言う使い方でも良い。

Language of Medicineの読み方

この本は、重要な医療単語を効率よく学びながら、図で基本的な解剖や病気を勉強する構成になっています。

 医療単語を分解して勉強する

この本では、医療単語を、prefix(接頭語)+root(語幹)+suffix(接尾後)に分解して理解していきます。たとえば、日本でよく聞くポリファーマシーPolypharmacyという言葉は「多くの薬を飲んでいいる状態」を示しますが、これは「Poly=たくさん」という意味をもった接頭語が付いています。

このように医療単語を分解することで、これまでに見たことがない単語であっても、その単語の意味を予測することができます。例えば、hypogastricであれば、hypo / gastr /ic に分け、hypo(=below 下の), gast(=stomach胃), ic (=pertaining to –の、についての)であることから、「胃の下についての」と訳すことが可能になります。医療用語を丸暗記で覚えようとすると効率が悪くなるので、 医療単語を分解して勉強することは、記憶の定着を良くするし、英語を読むスピードがどんどん上がる起爆剤になります。

病気や解剖をイラストで勉強する


この本のもう一つのメリットは、イラスト付きの図解で非常にわかりやすいことです。

サンプルページから抜粋
サンプルページから抜粋

英語力が低い時は英語がすっと頭に入ってこないけれど、イラストがあることでその理解をかなり助けてくれると思います。英語が中級レベルの私でしたが、英語の説明も比較的優しい言葉で書いてあり、非常にわかりやすかったです。

基本的な内容ではあるが、解剖や病理の知識をざっと網羅することができるのは利点である。専門書を読む人なら、その基本となる部分なので、しっかりやっておきたい。

Language of Medicineの 評価・レビュー

読むのにかかる時間: 中級者150時間

かかる時間は、 読む人の英語力と医療専門知識によるが、2-3ヶ月程度かかると考えておいた方が良いと思います。 教科書全体で約1000ページあり、一日10ページ読んだとすると、3ヶ月ぐらいかかるからです。

英語レベル中級の私は1日5時間で1か月ほどかかった。(約150時間) とても分厚い本なので、計画的にやることが重要です。

本の大きさや重さについて: 大きい/重い

本の大きさは大きく、かつ重いため、紙の本を持ち運ぶには 不便である。 外で勉強する事を考えると電子書籍版の方が良いです。

読むために必要な英語力: 中級レベル以上

書かれている英語はシンプルであるため、医療の専門知識がない人でも理解することができる。

とは言え、中級の私が読んだとき、1ページあたり単語を5−6回くらいは調べる必要があった。 あくまで洋書であり、英語を第一言語とする人が書いている本である。 わからない単語をしっかり調べてでも読みたいと言う気持ちがある人にお勧めします。

他の購入者の レビューを紹介

日本人の方
日本人の方

病歴に説得力があります。また、接頭辞、語根、接尾辞は格段に多く、網羅されています。発音の説明と写真の多さも十分に満足できます。

カナダ人の方
カナダ人の方

私はこの本が大好きです。読むのが簡単でたくさんの実践的な問題が含まれています。 私の薬学を学ぶコースで非常に役立ちました。

Language of Medicine は、 こんな人にオススメ

  • 医療英語を基礎からしっかり身につけたい人
  • 根気よく勉強できる人
  • 英語力中級者以上の人

こんな人には向いていない

  • さくっと医療英語を勉強したい人
  • 英語力初級者

まとめ: 時間はかかるが医療英語の基礎がしっかり身につく本

この記事 ではLanguage of medicineの 勉強方法、レビューを本の情報交えて紹介してきました。

医療英語を基本から時間をかけて、がっつり勉強したい人には良い教科書だと思うので、買うことをおすすめします。

では、今回はこの辺で!

今回解説した教科書はこちら

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